2012年5月14日 19:46
医療に対する消費税、医師の4割が「患者・医療機関どちらも課税」と回答
医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、会員医師に対して「医療に対する消費税」についてアンケートを実施した。
その結果、4割以上は「患者・医療機関どちらも課税」に賛成しているという結果が出た。
調査は、3月26日から4月1日にかけて、MedPeer会員医師を対象に「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のインターネットリサーチで実施。
2,755件の有効回答が得られた。
「医療に対する消費税」という質問に対して、患者・医療機関どちらも課税が良いと回答した医師は43.8%。
非課税が良いと回答した医師は40.7%で、やや「課税が良い」と回答した医師の方が多かった。
課税がいいと回答した医師からは「税率が上がったら、戻し税のような仕組みでないと低所得者は困るのでは」「全て課税するのが一番分かりやすい。
非課税にすると、どの範囲まで非課税という議論が必ず起こる」などの意見が寄せられた。
一方、非課税がいいと回答した医師からの意見としては「両方非課税が望ましい。
患者からとると受診を控える可能性がある」「医療は命を守るという原点を考えるなら、非課税が原則と思う」