くらし情報『オフィスビル、大量供給で”東京グレードA”空室率は10.3%に上昇 - 第2四半期』

2012年7月12日 12:01

オフィスビル、大量供給で”東京グレードA”空室率は10.3%に上昇 - 第2四半期

オフィスビル、大量供給で”東京グレードA”空室率は10.3%に上昇 - 第2四半期
シービーアールイーは11日、2012年第2四半期の全国13都市オフィスビル市場動向を発表した。

調査対象は、同社が独自設定した全国183ゾーン内にある延床面積500坪以上の賃貸オフィスビル。

グレードAビルとは、オフィス集積度の高い地域に所在する基準階面積350坪以上(東京500坪以上)、貸付総面積6,500坪以上、延床面積1万坪以上、築11年未満のものを指す。

それによると、今期の東京23区は、グレードAビル5棟を含む17万坪という2003年以来の大量供給により需要が刺激され、新規需要は5年ぶりに6万坪以上を記録。

しかし、大量供給に需要が追いつかず、需給バランスが一時的に緩んだ結果、グレードA空室率は対前期比3.9ポイント増の10.3%、23区全体の空室率も同0.7ポイント増の7.9%となった。

グレードAビルの想定成約賃料は、対前期比100円増の2万9,900円/坪で、底打ちの兆しが認められる。

同社執行役員でビル営業本部エグゼクティブマネージングディレクターの渡辺善弘氏は、「グレードAビルの足元の空室率は一時的に最高水準まで上昇しているが、これは大量供給に伴い予め想定されていた。

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