【エンタメCOBS】たばこ増税で気になる「角のたばこ屋」の秘密
私はかねてより「角のたばこ屋」のことが気になっていました。なぜ角にあるのか。実はそのことは以前にも記事にしていましたが、結論としては「よくわからない」というところに落ち着いていました(すいません)。しかし、ここに来てふいにそれを思い出したのには理由がありました。「たばこ税の引き上げ」方針の決定です。
引き上げが実施されれば、一本につき5円の値上げ。300円のマイルドセブンは400円へ……。日増しに高まる嫌煙の空気に追い打ちをかけるような衝撃でした。
こうなったら「たばこをやめるか……」と、思った方も多いのではないでしょうか。私も少なからず、そう思いました。
しかし、そうしてたばこが日に日に売れなくなることで、本当にやめなければならなくなるのは喫煙者ではなく、小さな「角のたばこ屋さん」なのではないでしょうか。角のたばこ屋はたいていお年を召した方がお店に立っている場合が多いですが、高齢化で次の世代の担い手もいないのかもしれません。そして、世の中がそれを存続させないでしょう。とすれば、いずれは「店に立つおばあちゃんの顔も見られなくなる」。私はあの疑問のことをふいに再確認しておきたくなりました。