2012年7月20日 17:10
【雑学キング!】大人だって食べたい!お子様ランチの今、昔
可愛い器に、少量ずつたくさんの子どもが好きな料理が乗ったお子様ランチ。デパートのレストラン街などで見かけると、大人になった今でも食べてみたくなりますよね。しかし、実際に大人がオーダーしてもいいものかちょっと迷ってしまうのも事実。そこで今回は、日本で最初にお子様ランチを提供した日本橋三越のレストラン、『ランドマーク』さんに、その歴史も含め、お話を伺ってきました!
■初代お子様ランチは丸皿に盛りつけられた「御子様洋食」
――お子様ランチが初めて登場したときは、どのようなスタイルで提供していたのですか?
「今から約80年前に御子様洋食という名前で、チキンライスにコロッケ、ハム、スパゲティ、サンドイッチ等を、丸いお皿に盛り付けたものが、今のお子様ランチの最初の形になります。きれいな柄つきのお皿が入るようになったのもちょうどその頃で、子どもに夢のある食事をとの願いから誕生しました。
それから新幹線、飛行機、スペースシャトル等のプラスチック盛皿を経て、現在はSL(D51)に落ち着いています。ちなみに、ご飯の上に立てられた旗は、登山が好きだった当時の料理長のアイデアです。もちろん、ごはんに旗を立てたのも三越が最初ですよ」