【エンタメCOBS】原状回復費にいくらかかるか? 本当の数字
次に住む人のためにクリーニングする、リニューアルする、バカにならないのがこの「原状回復費用」です。賃貸物件の借り手であれば、「敷金から補てん」ということになるのであまり気にはなりませんが、貸し手になると大いに気になります。
これはいくらぐらいかかるのでしょうか?
筆者はゆえあってにわか大家になりました。転勤になってしまったので、仕方なく購入したマンションを貸すことになったのです。貸すとなると、やはり手を入れなくてはなりません。そこで仲介してくれる不動産屋さんの紹介で、業者さんに見積もりをとってみました。
3社から見積もりをとって一番安価だった本当の数字を紹介します。ちなみに、マンションは築7年で、間取りは2LDK、約55平方メートルになります。
■仮設工事
搬入運搬一式20,000円
室内養生一式20,000円
最終クリーニング一式50,000円
(キッチン、換気扇、浴室、洗面化粧台、トイレ、サッシ、網戸、ベランダ、扉ふき上げ、WAX)
計90,000円
■建築内装工事
クロス貼り替え工事 199.1平方メートル単価@900円179,190円
洗面室CF貼り替え工事1.7平方メートル単価@2,400円4,080円
トイレCF貼り替え工事一式単価@4,000円4,000円
計211,030円
■現場管理および経費
現場管理および経費一式60,206円
小計361,236円
値引き-283円
消費税18,047円
合計379,000円
クロス貼り替えはどうしてもやらないといけない作業で、これが結構高価です。