新たな気持ちで再スタートしたいときに観るべき映画4選
だけが異変を感知し、生命体に戦いを挑みます。
この映画が登場するまでのSF映画は、マッチョな男性が主人公でした。しかし、リプリーというヒロインの登場は、強く、賢い女性が主人公になれることを証明し、その後の映画に大きな影響を与えました。今から40年以上も前に作られたこの映画を、女性が社会の脇役でなくなり始めた今こそ、観かえしたいと思うのです。
4.『食べて、祈って、恋をして』
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ハリウッドを代表する女優、ジュリア・ロバーツがヒロインを演じる、世界的ベストセラーエッセイの映画化。女性が人生において直面するさまざまな課題や悩みを、ニューヨーク、イタリア、インド、バリ島を旅しながら克服していく物語です。
離婚や失恋を経験し、35歳で人生をリセットするために一年間の旅に出ることを決意したヒロイン。食べること、祈ること、そして恋することの喜びを再発見する再生の旅は、2010年の公開時、世界中で大ヒットしました。
原作者のエリザベス・ギルバートは、本作のヒットによってベストセラー作家の仲間入りをしますが、二作目が書けずに苦悩します。その苦悩からの脱却を語ったTEDのスピーチ「創造性をはぐくむには」