くらし情報『私の基準で服選び!』

2024年2月12日 17:00

私の基準で服選び!

上の①に対応するもの。一方、「社会的な美の基準という垢をはらう」ということこそが本当の垢抜けであると思う。規範という垢を剥がして個性化する、という垢抜け。上の②に対応する。

①は小器用な適応、②は抵抗だ。よくみる垢抜け動画は、往々にして前者だと思う。垢の再生産。垢抜け前で掛けていた眼鏡は垢抜け後に必ず外れていて、垢抜け前に生えていた「ムダ毛」は垢抜け後になくなる。
メガネとその毛は、垢とされたまま。でも、それらを垢と定義する規範(ただの毛をムダ毛とするまなざし)こそが垢なのだ。その垢を取り払う、そんなの垢じゃないよと再定義するのが、垢抜けではないか。

たとえば、カーニバルのようなサヴェージのショーは、 美の概念を覆すことの喜びを軽やかに示すものだった。

社会化から個性化へ

DIESELが、グレンを起用してY2K的なアイテムが増え、Z世代に対するリブランディングに成功している。以下のようなことを具体化するために、もともとレディースのデザイナーだったグレンを起用し「ジェンダーレスなイメージ」によるリブランディングに着手したとのことだった。

“「alternative for Luxury」

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