11月11日は「いただきますの日」!お箸作りワークショップも開催。
11月11日は、お箸が並ぶイメージから名付けられた「いただきますの日」。「いただきます」という言葉には、食卓にあがる「いのち」、それを育む「自然」、
おいしい食べ物を提供し、食事を作る「労働」や「知恵」、そして一緒に食卓を囲む
「周りの人」に対する感謝の気持ちが込められている。このような「いただきます」
の心、そして「いただきますの日」を普及するため、11月11日〜12日にかけて、親子で楽しめる食のイベントが開催される。
まず、「いただきますの日」プロジェクトの皮切りとして開催されるのが、「弁当の日」を実践している講師の先生による記念講演。「弁当の日」は、親が一切手伝わず、子どもが自らお弁当を作るという試みで、食育の実践例として注目されている。献立作り、買い出し、調理、弁当詰め、片付けまで全て子どもたち自身の手で行うことにより、親も驚くほどの自立心やコミュニケーション力、感謝の気持ちが育つのだとか。10年前から「弁当の日」を推進している竹下和男先生の講演は、子育て中のお母さんにも、たくさんの気付きを与えてくれそうだ。
そして、翌日11月12日(土)には、親子で一緒に楽しめる「お箸作りワークショップ」が開催される。間伐材をフローリングとして生成する際に出る端材を材料に、毎日使うお箸を親子で一緒に形作っていく。試行錯誤しながら作り上げたお箸は、毎日の食卓をもっと楽しいものにしてくれそうだ。お箸作りの後は、食に関する紙芝居も予定されているので、親子で楽しみながら食の大切さを実感できる。こちらのワークショップは、親子10組限定の先着順となっているので、ご希望の方はお早めに。
「いただきますの日」は、今年をキックオフの年として、今後も、様々なイベントやアクションを展開していく予定とのこと。今、日本には食料自給率、食の安全など様々な問題が取り沙汰されているが、「いただきます」という身近な言葉をテーマにしたこのキャンペーンは、改めて、私たちに食べ物に対する感謝の気持ちと、家族で食卓を囲む豊かな時間を取り戻すきっかけを与えてくれそうだ。
「いただきますの日」 記念講演講師:竹下和男先生(弁当の日)
日時:2011年11月11日(金)18:30〜20:50
場所:丸ビル コンファレンススクエア ROOM4
定員:先着100名
参加費:無料
お箸作りワークショップ講師:ミナトファニチャー 湊哲一氏
日時:2011年11月12日(土)10:30〜12:30
場所:新宿クリナップショールーム
定員:親子10組(先着順)
参加費:¥2,000(材料費・講師料として)
お申し込み・詳細「いただきますの日」ホームページ
取材/池田美砂子
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