2015年2月24日 19:15|ウーマンエキサイト

怖がる前に知っておきたい、食品添加物のリスクとは?

「食品添加物は怖いっていうけど、表示を見てもいまいちよくわからない…」そんな声をよく耳にします。たしかに「食品添加物には、アレルギーを引き起こす危険性がある」といった指摘もされていて、食卓を預かる立場のママとしては、不安になることだらけです。
怖がる前に知っておきたい、食品添加物のリスクとは?

© kei u - Fotolia.com


しかし、怖がってばかりいても仕方ありません。食品添加物とはどんな存在なのか、どんなリスクがあるのかを、冷静にきちんと判断するために、知っておきたいことを調べてみました。

■そもそも、食品添加物ってなぜ必要なの? 豆腐をつくる時に入れる「にがり」や、お菓子やパンを作る時に入れる「ベーキングパウダー」、実はあれも食品添加物の1種です。このように、食品の加工や保存性を高めるために昔から使われてきたものもたくさんあります。

消費者庁のホームページによると、食品添加物とは「食品に添加することで、・味を調える・長期保存を可能にする・色や香りをつける 等の効果が得られる物質のこと」と定義されています。

では、食品添加物は、私たちが日頃口にしている食品の中にどれだけ含まれているのでしょうか? 冷蔵庫に常備しているお家も多く、手軽で便利な食品の代表といえる「ハム」を例にあげて確認してみましょう。


ある大手メーカーがスーパーに卸しているハムの表示には、「豚ロース肉、糖類(水あめ、砂糖)、卵たん白、植物性たん白、食塩、乳たん白、ポークエキス、調味料(有機酸等)、リン酸塩(Na)、増粘多糖類、カゼインNa、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)、コチニール色素、香辛料、(原材料の一部に大豆を含む)」とあり、さまざまな添加物が載っています。

それぞれ、味を調え、肉を接着し、食感をよくし、保存性を高め、色をよくし、香りと味をつけるもののようですが、ハム1枚でこれだけの種類の添加物を食べていること、皆さんはいつも自覚しているでしょうか?

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