2015年9月30日 11:00|ウーマンエキサイト
目指すはデキる強い女! 激動の日本を生き抜いたヒロイン像が人生のヒントをくれる
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仕事、結婚、出産など、さまざまな選択肢がある現代女性。その中で迷ったり、悩んだりすることも多いのでは? そんな人に、ぜひ手にとってもらいたいのが『広岡浅子と女たち 幕末・明治・大正ー新時代のヒロイン全集』です。激動の日本を生き抜いた女性たちの生き方が、参考になるかもしれません。
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9月28日からスタートするNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の主人公は、そんな女性のひとり、幕末から大正にかけて生きた実業家・教育者である広岡浅子です。
この名前を初めて耳にする人もいるかもしれませんが、幕末期に江戸時代最大の豪商・三井家に生まれ、超セレブ女性として生きるだけでなく、自ら実業界に打って出て、後に「一代の女傑」とたたえられるほどの活躍をしました。
大阪の豪商・加島屋に嫁ぎ、当時新興産業だった炭坑事業に乗り出し、銀行の設立、生命保険業と、ぼんぼん気質の夫に代わって、キャリアウーマンという言葉などなかった明治時代に尽力したという姿は、現代の女性たちが抱える日々の悩みを吹き飛ばしてくれるかもしれません。
さらに実業界引退後も、広岡浅子は女性の社会進出を助け、女性の地位を高めるために、日本最初の女子大学・日本女子大学校の創立に関わるなど、実に精力的に活動を続けます。
彼女のような存在があったからこそ、女性が自由に学び、働き、さまざまな生き方が選択できる現代があるとも言えるでしょう。広岡浅子の生涯を知ることは、自分の、そして女性の生き方を見つめるの上で役に立つはず。