2017年7月13日 07:00|ウーマンエキサイト
おとなしいからって意思がないわけじゃない!【心屋仁之助 塾】
私たちは、育つ過程で周りの人たちからいろんなことを言われ、自分の価値観を作り出しています。ミホさんもオギャアと生まれたときは「おとなしいのはよくないこと」とは思っていなかったはず。
きっとどこかで「おとなしいと何もできないよ」「もっと積極的になりなさい」などと言われたご経験があったのではないでしょうか。そしてミホさん自身も、そういう経験を通じて、どこかで「おとなしい自分はダメなんだ」と思ってしまったのかもしれません。
人って、自分がダメだなあと思っているところを、他人に触れられると、とっても心が痛みます。自分で自分を責めているので、他人のなにげない言葉も自分を責めているように受けとってしまうのです。
実際、周りの人がどんな意味をもたせてミホさんに「おとなしいね」と言ったのかはわかりません。きっと、意味なんて含ませていなくて、ミホさんに感じた「おとなしい人だな」「控えめな人だな」という印象をそのまま表現しただけなのかもしれませんよね。
そこに「やっぱりおとなしい自分はダメなんだ」というニュアンスを含ませて、ご自身を責めないでほしいのです。
そして、ミホさんは「やりたいことをやろうと思うと、結局人が集まる所へ行かないと」と考える積極性ももっていらっしゃる。決しておとなしいだけの人間ではないのです。
「おとなしくてもいい」
「おとなしいまま楽しんでもいい」
「おとなしい私を受け入れてもらってもいい」
「おとなしいまま、みんなと仲良くしてもいい」
おとなしいまま、静かなまま、みんなの輪の中に入ってやりたいことをやってもいいのです。そのままで、いろんなことを楽しむことはできますし、そうしてもいいのです。
人から「おとなしいね」と言われたら、「ええ、おとなしいですけど何か?」と、そっと心の中で唱えてみてください。
ひとは、自分以外の何かになることができません。ぜひおとなしい自分も受け入れて、そんな自分でどうやって楽しむかを考えていただきたいと思います。
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