2017年9月21日 01:00|ウーマンエキサイト

夏場の炊飯器の予約は危なかった!? 夏に安全においしくご飯を炊く方法

暑い夏は食中毒リスクも高まります。食事やお弁当づくりの際は、普段以上に気を配っているママも多いはず。でも食中毒の可能性は、意外なところにも潜んでいる可能性があります。リスクを知って、しっかり対策をしましょう。

目次

・夏場の炊飯器の予約は危なかった!?
・フルーツの皮は洗っていますか?
・手作りアイスで食中毒になる可能性も!?

夏場の炊飯器の予約は危なかった!? 夏に安全においしくご飯を炊く方法

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■夏場の炊飯器の予約は危なかった!?

働くママにとって、炊飯器のタイマーはとても便利な機能。夜寝る前に、炊飯器のタイマーをセットするのが日課になっている人も多いと思います。

でも、気温が高くなるいまの季節は注意が必要です。なぜならお米をつけた水の温度も高くなるから。
一晩放置して水温が高くなってしまうと、雑菌が繁殖してしまうリスクも。朝にご飯を食べるご家庭の場合、夏の間は、ご飯を炊くのは朝起きてからにした方が安全です。

でも、慌ただしい朝の時間にお米を研いで準備をするのは大変ですよね。そこで簡単準備でおいしいご飯が炊ける方法をご紹介します。
<夏場のご飯の炊き方>
1、前の晩にお米を研いで分量の水を入れる
2、お釜ごとラップをかけて冷蔵庫に入れておく
3、朝起きてすぐ早炊きモードでスイッチを押す

これでスピーディにおいしいご飯が炊きあがります。夕食にご飯を食べるときも、同様に朝お米を研いだら、冷蔵庫に入れておきましょう。

どうしてもタイマー機能を使わなければいけない場合は、水の中にを入れると、水温の上昇をゆるやかにすることができます。

■フルーツの皮は洗っていますか?

夏場の炊飯器の予約は危なかった!? 夏に安全においしくご飯を炊く方法

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夏はスイカやメロンなどのフルーツがおいしい季節。
このような皮を食べないフルーツの場合は、洗わないままカットしている家庭も多いかもしれません。

でも、野菜やフルーツには、土壌などに含まれる細菌が付着している恐れがあります。また、冷蔵庫内での保存状態が悪いと、肉や魚の汁がついてしまうこともあるかもしれません。

「皮は食べないから大丈夫」と思っても、小さい子どもはつい皮まで口に入れてしまうこともあります。このため生のままで食べるフルーツは、カットする前に皮もきれいに洗っておくと安心です。

■手作りアイスで食中毒になる可能性も!?

夏場の炊飯器の予約は危なかった!? 夏に安全においしくご飯を炊く方法

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卵で恐いのはサルモネラ菌。国内で流通している卵には汚染率は非常に低いといわれていますが、食中毒の可能性はゼロではありません。

サルモネラ菌は20℃以上で増殖するといわれていますが、熱抵抗性が弱く、十分に加熱すれば死滅させることができるそう。
ただ低温には強く、家庭の冷凍庫の中でも、増殖は止まるものの死滅しないといわれています。

子どもとアイスの手作りを楽しむご家庭もあるかと思います。夏の時期の手作りアイスに卵を入れる場合は十分注意しましょう。

下痢や嘔吐、発熱などの食中毒症状は、大人より子どもに強く出やすい傾向にあります。子どもの健康のためにも、食中毒に気をつけたいですね。

<参考サイト>
●農林水産省:食中毒から身を守るには

●横浜市衛生研究所:サルモネラ感染症(食中毒)について

●株式会社東邦微生物病研究所:卵とサルモネラについて

●サラヤ株式会社:野菜、果物による食中毒について

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