2018年3月15日 12:00|ウーマンエキサイト

旦那はなぜ自分勝手なの? 子育てで気づく「夫婦間のズレ」は解決できる?

目次

・産後から妻が感じる「夫婦間のズレ」
・「俺が困る」ときに発動する俺目線ギャップ
・「夫婦間ギャップ」をあきらめないためには
・がんばった結果が「あきらめた」という場合も
夫はなぜ自分勝手なの? 「夫婦間のズレ」は解決できる問題か

© Monet - stock.adobe.com


ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事「夫の本音は妻の予想とは真逆だった…! 夫をハンドリングする極意」で実施したアンケート。「夫婦間でズレを感じたことはありますか?」という質問に、たくさんの夫婦間ギャップの声が寄せられました。ママたちはどんなところに夫とのギャップを感じているのでしょうか。そしてママたちの現在の境地とは?

■産後から妻が感じる「夫婦間のズレ」

「夫婦間でズレを感じたことはありますか?」の問いに対し、「かなり感じている」と「たまに感じる」と答えた方が90%以上でした。
Q1. 夫婦間でズレを感じたことはありますか?
かなり感じている:56.9%
たまに感じる:37.2%
あまり感じない:4.6%
全く感じない:1.3%

なかでもママたちは、出産後、子どもを介したときの考え方の違いに、多くの夫とのズレを感じているようです。

夫はなぜ自分勝手なの? 「夫婦間のズレ」は解決できる問題か

© imtmphoto - stock.adobe.com


妊娠が発覚したときに、妊娠について調べようとしなかったこと(好きなアイドルや趣味のことは調べていたのに)。出産する病院を説明したが違う病院だと思い込んでいた。妊娠中に危険な状態になってしまい、事情を説明したが、能天気で見当違いなことを言う。そのときは本当に悲しくてつらい時期だったのに、気持ちに寄り添ってくれず悲しみが2倍になりました。とくに妊娠出産に関しては男性がする訳じゃないし、しょせんひとごとなんだなと思いました。本当に腹が立ちます! 男性も妊娠すればいいのに!!(笑)
育児、家事は私の仕事であり、自分はサブであるという考え方。頼まれればするが、頼まれなければしない。毎日のことは手が手が空いた人がすればいいのに、頼まれなければどれだけ私が忙しくしていてもしない。
子どもがギャン泣きしてるのに携帯のゲームを止めず、目線もそのままで泣いてる子に声かけ。そんなんで泣き止むわけがない。どうして子ども優先に考えられないんだろう。私は寝室で授乳中。結局泣き止まずギャン泣きのまま私の元へ、そして、やっと寝つきかかっていた乳児がまた目をさます。何も終わらずすべてが振り出しに戻る。すべてが無駄に…。どうして自分が一番かわいいんだろう。
もう少し周りが見えていればなといつも心の中で思います。

ママは一般的に妊娠しているときから母親になると言われることが多く、当然ながら産後も家庭の中で子どもを最優先に考える傾向が見られます。けれど一方のパパは、子どもが生まれても自身の生活をガラリと変える選択をしない人が多く、いままでの生活(自分の考え)を優先させるところに、女性はもどかしさや身勝手さを感じてしまうようです。

ただなかには「僕が育児に参加しても良かったの?」というまったく予想をしなかった答えが夫から返ってきて衝撃を受けたという人も。妻に子育てを押し付けているという気持ちがなく、ただただ「子育ての責任は母にある」と悪気なく思ってしまっている男性もいるということ。ママからすれば驚く事実ではありますが、これを責めるよりは夫婦ですり合わせをすることでこのズレは解決できるかもしれません。

■「俺が困る」ときに発動する俺目線ギャップ

夫はなぜ自分勝手なの? 「夫婦間のズレ」は解決できる問題か

© milatas - stock.adobe.com


ちゅいママさんは、リビングで寝落ちしてしまった自分に毛布をかけてくれた夫に「私のことが大好きだから何も言わずにそっとお布団をかけてくれてるんた゛よね」と思い込みます。しかし返ってきた答えは予想外の「君が風邪を引くと俺が困るから」。
まさかの“俺目線”でした。

そう夫と妻、いえ男と女には深い深いミゾが存在するのかもしれません。同じように“俺目線”“俺一番”という夫を持つ妻からの意見が多く寄せられました。
参観日や運動会。基本、「俺が楽しくない」と参加しない。また行っても「俺は楽しくなかった」と不満気。子どもの成長を見に行くためのものなのに…。また家族旅行や外出も俺の趣味の延長です。
河原でBBQも旦那はずっと釣り、私と子どもは川遊び。子どもと旦那の触れ合いなし。3ヶ月に一回くらい公園に連れて行ってくれるも ずっとスマホいじってベンチに座り、小一時間で帰宅。
私がインフルエンザになっても、私の心配じゃなくて自分の心配だけ。自分がうつらないように、除菌スプレーまき散らし、手を洗いまくり。それなのに、平気で飲みに行って朝帰り。そっちの方が菌だらけだわ。いま、まさにその状況なので、本気でイライラ。
子どもがまだ7ヶ月くらいのときに、自分が風邪をひいてしまい、1日寝込んでしまいました。その日は夫はお休みだったので、家のことと子どもを1日みてくれました。夜になって動けるようになったので、子どもを寝かしつけた後洗い物をしていると、怒ったような苛々した口調で「こっちは仕事してるんだから、風邪引かれると困る。通勤も遠いし、家事・育児もしたら体がもたない。気をつけてくれ」 いまそれ言わなくても…と ショックで「すみません」しか返事できませんでした。

妻の病気では心配してくれず、自分が病気になるとかまってほしがる夫。この構図、なぜ多いのでしょうか? 小さいころに風邪を引いたら母に優しくされたという経験がある人は多いでしょう。もしかしたら男性というのは、「体調が悪いときは女性が優しくしてくれる」と脳にインプットされているのかも。
残念なのは、女性も「体調が悪いときは優しくしてほしい」ことに気がつかないことですね。

ただなかにはノロウィルスで苦しむ妻を放置していた夫に心配しないのかと尋ねると、「逆の立場ならほっといてほしいから、そうした」という回答もあり、このように「自分もそう思っているから、相手もそうだろう」という思い込みの場合もあるようです。


新着くらしまとめ
もっと見る

ウーマンエキサイトで人気のコミックが動画でも!

チャンネル登録よろしくお願いします!

記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.