連載記事:いつも と もしも。
キャンプはもちろん、災害時にも活躍。電気やガスがなくても新聞紙でごはんが炊ける「魔法のかまどごはん」【いつも と もしも。 Vol.2】
関東大震災が発生した1923年創業のタイガー魔法瓶が、昨年100周年を機に開発・発売した「魔法のかまどごはん」。
自然災害が多い日本で、被災現場でも「いつでも温かいごはんが食べられるようになってほしい」という想いから生まれた商品で、電気やガスを使わないのが最大の特長。
新聞紙一部(3合なら36ページ分)さえあれば、炊きたてのごはんを炊くことができる優れものです。


使い方はとても簡単です。まずはお米と水、新聞紙、着火ライター、軍手を用意。


棒状にねじった新聞紙を、かまど下部の2つの穴に交互に入れて火をつけたら、1分間隔で新聞紙を左右交互に投入して火力をアップさせながら炊き上げます。

繰り返すことで、いわゆる「はじめチョロチョロ、なかパッパ」のおいしい火加減が再現されるのだそう。


すすがついた鍋は洗剤なしで、水で濡らしたスポンジで拭くだけで汚れが落とせる。
普段は
キャンプなどのアウトドアで便利に使えて、もしもの災害時には防災グッズとして活躍してくれます。
本物のかまどと同じように熱が伝わる構造にすることで、
ごはんの甘みとハリがしっかりと引き出されるのだそう。
どんなときでも美味しいごはんが炊けるのは、やはりりうれしいですよね。

収納時は
高さ約18cmと思いのほかコンパクト。楽しくおいしいごはんが炊ける「魔法のかまどごはん」、アウトドアグッズや防災備蓄品の仲間に加えてみてはいかがでしょう。