くらし情報『ファッションとテクノロジーの出合いを創出するDecoded Fashionレポート--1/2』

2015年8月26日 17:00

ファッションとテクノロジーの出合いを創出するDecoded Fashionレポート--1/2

にたどり着けるということだ。

そして、ソーシャルな場にブランドがコンテンツを提示する時に忘れてはならないことがある。ロンドン発のスキンケアブランド「ロディアル(RODIAL)」の一例から考えてみよう。ロディアルでは、アメリカのファッションモデル、カイリー・ジェンナーをグローバル・アンバサダーに任命した。そして、彼女をロンドンのショップに招き、その様子をソーシャルメディアでレポートしてもらった。ここで大切なのはカイリーが元々、このブランドを気に入っていたということ。ブランドのCEO、マリア・ハッツィステファニス氏は、「消費者は、そのアンバサダーが本当に製品を気に入っているのか(あるいは宣伝なのか)をかしこく見抜く」と言っていたのはとても印象的だった。ブランドは、ソーシャルメディアでのレポートだとしても、そのコンテンツが真実であるのかと顧客から関心を寄せられていることを忘れてはいけないということだ。


■「パーソナライズド」

テクノロジーは、顧客とのコミュニケーションや販売の方法だけでなく、実際のモノ作りのスキームにも変化を与えようとしている。ニューヨークの真ん中に工場を持ち、イヤホンのオーダーメードを行う「ノーマル(NORMAL)」

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