山縣良和ら7組のアーティストが“装飾の今”と向きあう、「装飾は流転する」が東京都庭園美術館で開催中
東京都庭園美術館では、人類と共に常に存在してきたをテーマにした展覧会「装飾は流転する 『今』と向きあう7つの方法(Decoration never dies, anyway)」を11月18日から翌2月25日まで開催している。
ヴィム・デルヴォワ 『無題(タイヤ)』2007年 ©Studio Wim Delvoye, Belgium
弔いの儀式や呪術的なタトゥーなどに始まり、ときに形骸化しながら、時代とともにまた新しい意味を伴い変化を繰り返し生き残ってきた装飾。
本展覧会ではゴシック装飾を施したダンプカーや、様々な文化圏の模様をリミックスした絨毯、窓のたたずまいからそこに住む人の生活や性格を想像した絵画など、年齢も国籍もジャンルもバラバラなアーティストたちの多彩な作品が一同に会する。参加アーティストは、ヴィム・デルボワ(Wim Delvoye)、ニンケ・コスター(Nynke Koster)、山本麻紀子、山縣良和、髙田安規子・政子、アラヤー・ラートチャムルーンスック(Araya Rasdjarmrearnsook)、コア・ポア(Kour Pour)の7組。
全く異なる時代や価値観を対峙させたり、実際には存在しない世界を思い描いたり、日常生活の中の「装飾 」