2020年6月24日 17:13
スターバックス、国内初のサイニングストアを東京・国立市にオープン。手話が共通言語に
同店で商品をオーダーする際は、手話でのコミュニケーションに加えて、音声や指差し、筆談でも可能だ。
注文の商品や希望をタブレットに向かって話すと、それが文字で表示され、スターバックスのパートナーへと伝わる音声入力システムや、指差しで商品選びからカスタマイズまでご注文いただけるメニューシート、筆談具などのツールも用意されているので、各々が最適なスタイルでオーダーしよう。
また、nonowa国立店では、商品の受け取り場所にはデジタルサイネージを設置。商品の提供時は手話での案内と共に、お客さんのレシートに印字された番号がデジタルサイネージに表示される。どの順番でドリンクが作成されているのかを知らせることで、お客さんは商品の受け取りまで安心して待つことができる。このデジタルサイネージには商品番号だけではなく、挨拶などでよく使う手話も表示されるので、商品の出来上がりを待つ間も手話の世界を楽しみたい。
また、店内を彩るアートでも、手話の世界に触れることができる。
アートを手掛けたのは、手話をモチーフにしたアートを通じて、聴者と聴覚に障がいのある方を楽しくつなぐ活動を行っている門 秀彦氏。