2024年2月23日 17:55
アートミュージアムホテル「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」伝統工芸で彩る9棟の客室、露天風呂付き
アートミュージアムホテル「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍(りんぽうきりゅう)」が、2024年春に開業する。
“まるで隠れ家”なアートミュージアムホテルが箱根に
「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」が位置するのは、専用の渓谷電車でたどり着く自然豊かな箱根・宮ノ下の谷。静寂に包まれる広大な敷地に建つ「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」は、9棟の客室である個人邸宅型施設とスパサロンで構成される。
伝統工芸とアートで彩る客室
プライベートプールと露天風呂を備える9つの客室は、2ベッドルームを有し、室内を2つに分けて宿泊・利用できる部屋、1ベッドルームでプライベートな宿泊に適した部屋などを用意。それぞれ設えや装飾をアーティストが1棟ずつ担当しているのが特徴で、神であり吉祥の象徴でもある「麒麟」「鳳凰」「亀」「龍」を様々な作家が独自の視点でとらえたアートで客室内を彩っている。
たとえば、深遠な青い唐紙作品を得意とする唐紙師・トトアキヒコが担当した「碧(AO)」では、川に面したベッドルームに飾られる唐紙作品が、川の朝方の煌めきに呼応しているかのような様子を見ることができる。
和室の欄間の装飾などに使用されていた日本の伝統木工“組子”を、微細かつ独特の手法で芸術に昇華した組子職人・塩澤正信は、「絆(KIZUNA)」