くらし情報『企画展「果てなきスペイン美術」長崎県美術館で、“スペイン美術の展開”ムリーリョやゴヤなど100点以上』

2024年4月22日 10:15

企画展「果てなきスペイン美術」長崎県美術館で、“スペイン美術の展開”ムリーリョやゴヤなど100点以上

本展では、両館が誇る2つのスペイン美術コレクションを通して、スペイン美術史をひもといてゆく。

キリスト教の精神
全5章からなる本展は、スペインの美術史を読み解くためのキーワードによって、各章を構成している。たとえば、第1章「宗教 —神秘なるものへの志向」では、スペインで信仰されてきた宗教のうち、キリスト教に着目。ムリーリョの《アレクサンドリアの聖カタリナ》や、フアン・カレーニョ・デ・ミランダの《聖アンナ、聖ヨアキム、洗礼者聖ヨハネのいる聖母子》といった作品とともに、スペインの芸術文化に底流するものに光をあてる。

芸術における“光と闇”
また、第4章は、「光と影」がキーワード。スペインの歴史を顧れば、スペイン帝国の栄華と衰退などに見るように、光と影を思わせる両面性を見て取ることができる。こうした社会の明暗に対峙するなか、芸術においても光と闇をテーマに制作を深めた作家が存在した。会場では、ゴヤを中心に、こうした芸術家の活動を紹介する。


展覧会概要
企画展「長崎県美術館・三重県立美術館コレクション 果てなきスペイン美術 — 拓かれる表現の地平」
会期:2024年5月22日(水)~7月7日(日)

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