2020年3月11日 20:00
アシードンクラウド 2020年春夏コレクション - 花が咲き終わり、また種をまく“再出発”
アシードンクラウド(ASEEDONCLOUD)は、2020年春夏コレクションを発表。
花から生まれた種をまく「採種発」
ブランド設立10周年の節目に当たる前シーズン“雲上花”で雲の上に咲いた花。今季はその花から生まれた種をまき、今後を見据える“採種発”=再出発をテーマに掲げる。物語の主人公は、前シーズンにも登場した、花を育てる双子たちだ。
野草など約120種の押し花プリント
象徴的なのは、ぺんぺん草やオオバコ、シロツメクサといった道草や種、草の根など約120種類の植物を押し花にしたプリントワンピースやブラウス。地面にまかれた種から発芽し、のびのびと生きる野草や野花から着想を得た、自然の中に存在する多様な美しさが表現されている。京都の染色工場でプリントを施した、綿シルク生地はふわりとしなやかな質感が魅力。穏やかな色味と繊細なタッチで、生き生きとした植物の世界が表現されている。
ツユクサの刺繍
土のようなブラウンのニットベストに重ねたブラウスには、1日花のツユクサを刺繍。裾に咲く花の青い色彩が、軽やかな生成りの生地にささやかな華やかさをもたらしている。裾をロールアップして履いた、分量感のあるデニムワイドパンツが活動的な印象を添える。