くらし情報『『異端の鳥』ポーランド“発禁の書”が映画化、ホロコーストの本質に迫る異端の問題作』

2020年6月13日 17:30

『異端の鳥』ポーランド“発禁の書”が映画化、ホロコーストの本質に迫る異端の問題作

また撮影監督は、『コーリャ 愛のプラハ』などオスカー受賞作品も手掛けた、チェコ映画界の巨匠ウラジミール・スムットニーが担当し、全編モノクロームの映像でありながら、一コマ一コマがまるで名画のように美しく、見る者に強い余韻を残す作品に仕上げている。

映像には、人工言語を使用
なお本作は、物語の舞台となる国や場所が特定されないように、人工言語「スラヴィック・エスペラント語」を採用。ホロコーストの源流を辿り、戦争と人間の本性に迫る3時間の映画体験を、是非大スクリーンで堪能してみてはいかがだろう。

ストーリー
東欧のどこか。ホロコーストを逃れて疎開した少年は、預かり先である一人暮らしの叔母が病死した上に火事で叔母の家が消失したことで、身寄りをなくし一人で旅に出ることになってしまう。行く先々で彼を異物とみなす周囲の人間たちの酷い仕打ちに遭いながらも、彼はなんとか生き延びようと必死でもがき続ける――。詳細
映画『異端の鳥』
公開日:2020年10月9日(金)
※当初は6月12日(金)予定だったが、延期となった。
監督・脚本:ヴァーツラフ・マルホウル
キャスト:ペトル・コラール、ステラン・スカルスガルド、ハーヴェイ・カイテル、ジュリアン・サンズ、バリー・ペッパー、ウド・キアー
配給:トランスフォーマー
R15

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