2020年12月27日 13:00
スタジオジブリの原点を辿る「アニメージュとジブリ展」宮城・大阪などで、“編集者”鈴木敏夫の仕事に迫る
スタジオジブリの原点を振り返る展覧会『「アニメージュとジブリ展 」一冊の雑誌からジブリは始まった』が、2021年9月12日(日)まで宮城・石巻のマルホンまきあーとテラスで、2021年12月9日(木)から2022年1月10日(月・祝)まで大阪の阪急うめだ本店 9階にて開催。その後、2022年2月5日(土)から3月27日(日)まで、秋田のアトリオン2F美術展示ホールにも巡回予定だ。
スタジオジブリの原点を振り返る展覧会「アニメージュとジブリ展」
1978年に創刊された日本初の本格的な商業アニメ雑誌で、アニメ雑誌のパイオニア的存在である『アニメージュ』。本誌では、それまで脚光を浴びることのなかった業界内部、作家や制作に関わる人をクローズアップし、制作の現場裏を垣間見られる場面写真やインタビュー記事を掲載してきた。
そして、その『アニメージュ』を創刊から中心となって支えたのが、鈴木敏夫だ。彼は、『アニメージュ』で様々な実験的な試みを行う中、高畑勲、宮崎駿らとともに名作『風の谷のナウシカ』を世に送り出し、スタジオジブリ誕生への道筋をつくった。編集者である傍らプロデューサーとして、『火垂るの墓』や『となりのトトロ』など多くの作品に携わってきた。