2021年10月31日 10:31
自分がいまどんな流れの中にいるのかを客観的に知ること 無理せず、自分のペースで進んでいく
海外の知らない街を歩くことは怖くなかったし、森の中に一人で入っていくことも怖くなかった。それが、子どもが生まれてから、夜道を歩くことが怖くなり、車でスピードを出すことが怖くなった。
ひとりで海外にいったときも、夜は早々にホテルに戻ったり。臆病なくらい、慎重に動くようになっていました。
そんな自分を自覚したとき、自分のためだけに生きてきた時代が終わったことに気づいたのです。
人生の歩き方にも、それぞれのスピードがあり、それぞれのタイミングがあります。アクセルを踏む時期、緩める時期。
無意識のうちにそのように動いているのですが、時にアクセルを踏む時期ではないのに踏み続けてしまうことがあります。
自分の中の焦りや欲が先走ってしまう。すると、物事がボタンを掛け違えたように空回りしてしまうものなのです。
若い頃にはできませんでしたが、自分がいまどんな流れの中にいるのかを客観的に知ることは大切です。そして、しなくてもいい無理を課さないこと。
そんなことを思ってか、最近の私はゆるゆるとしたペースで歩んでいて、こんなのんびりとしていていいのかしらと思いつつ、アクセルを踏み込むタイミングが来たら逃さないように。