2021年12月27日 11:55
ケガをした犬が見つかった信じられない場所とは? 「生きていたのは奇跡」
2020年2月、アメリカのロサンゼルスで動物保護活動をしている団体『Hope For Paws(ホープ・フォー・ポーズ)』に、マリアさんという女性から連絡が入りました。
「110番フリーウェイの中央分離帯にケガをした犬がいます。助けてください!」
犬はもう24時間も、その場所から動いていないのだとか。
『ホープ・フォー・ポーズ』の代表者であるエルダッドさんは、すぐに現場へ向かいました。
するとマリアさんのいうとおり、フリーウェイの中央分離帯に小さな犬が横たわっていたのです。
なぜ高速道路の真ん中に犬が?
エルダッドさんは、犬がいる場所を確認すると、いったんフリーウェイを下りました。
なぜならその場所は、制限速度105kmの高速道路。路肩に車を寄せるのも危険だからです。
「これは自分1人で行うには危険すぎる」と判断した彼は、『LAPD(ロサンゼルス警察)』に事情を話し、助けを求めます。
すると、LAPDの2人の警察官が快諾。エルダッドさんの後ろをパトカーでついて行き、後続の車を止めてくれるというのです。
頼もしいサポートを得たエルダッドさんは、再び現場に向かいます。そして、同じ場所にいる犬を発見。