押阪忍、ラジオのデビューはニッポン放送 懐かしい収録の思い出
そのオーケストロンの傍に机が置かれ、マイクがセットされています。広いスタジオに、オーケストロンの演奏者と喋り手の当方だけ…。
2階の録音室の窓ガラス越しに、ディレクターが手を上げスタートのサインを出すと、それを演奏者が確認して音出しをして、当方のお喋りが始まります。
ガランとした広いスタジオに、演奏者と喋り手の2人だけの殺風景な収録…。でも、懐かしいラジオの思い出であります。
次回は坂本九さんとご一緒した『ワイドワイドサンデー』のお話しをご披露させて頂きます。どうぞ、お楽しみに。
<2022年3月>
フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。
東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2022年現在、アナウンサー生活64年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
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