2022年5月1日 19:12
【持続可能な恋ですか? 第2話 感想】言葉の裏に隠された『優しい嘘』
Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。
2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。
「ご縁がありませんでした」「相性が良い」「友達以上、恋人未満」…これらの言葉には、『嘘』が隠れている。
婚活パーティー後、父と娘に届いた正反対のメール
父と娘のダブル婚活がスタートした沢田杏花(上野樹里)と父・林太郎(松重豊)だったが、婚活パーティーに参加した後日、メールが届く。
林太郎には「もう一度会いたいという女性がいる」との報告があったものの、杏花には「ご縁は今回、残念ながら…」という断り文句だった。
この「ご縁がありませんでした」というのは、私たちもよく目にする言葉である。
これが日本語らしい婉曲表現として用いられていたとしても、相手を傷つけない優しい嘘だとしても、つい「初めから縁なんてないんだから…」と傷ついてしまいがちだ。
杏花も、婚活自体乗り気ではなかったものの、自分の縁とは結局何なのか、考えてしまった様子だ。
そんな杏花に構わず、ノリノリな林太郎は「二人で入会しよう」