2022年7月30日 18:54
【オールドルーキー 第4話感想】涙の引退試合!綾野剛演じる父親役の魅力はここにある
先入観をなくしてくれることで、彼のまた新たな一面に出会えた気持ちになる。回を重ねるごとに綾野剛という俳優の未知数な魅力に取り憑かれているのは確かだ。
そのマジック状態で見ることができたからこそ、第4話では、わだかまりを解くことに時間がかかってしまった新町の家族への想いがさらに伝わってくるのであった。
娘との冷戦についに終止符
娘はずっと「サッカー選手のかっこいいパパ」でいてほしかったのだろう。引退が決まってから、娘は口を聞いてくれなくなっていた。
そして新町自身もサッカーへの未練を断ち切ることができていなかったのである。
そこでビクトリーの社長や妻からの許しをもらい、現役復帰にチャレンジすることになった。
娘たちにも、「これでもしダメだったらパパを許して欲しい」と伝えたうえでの挑戦だった。
しかし結果は現役復帰ならず。こうなることはわかっていたかもしれないが、許すと言ったはずの娘も泣きじゃくっていた。
やはり、サッカー選手のパパが見たかったのだろう。どこかで期待していた分、悔しい想いがあったに違いない。
新町も自分の力不足と本当の引退を受け止めるしかなかった。
そして後日、新町の引退試合が行われることに。