2022年7月30日 18:54
【オールドルーキー 第4話感想】涙の引退試合!綾野剛演じる父親役の魅力はここにある
やはり、これまで『不完全燃焼』で終わっていたことが最大の心残りだったのである。
共に働くビクトリーの仲間や、サッカー選手時代のファンや仲間に見届けられ、ようやく新町はサッカー選手生命を終えることができた。
盛大に祝福されるラストはやはり感極まるものがある。
そして、娘とのわだかまりも解け、家族の絆がさらに深まった。
何事も自分も予期せぬタイミングや、突然の流れで終わってしまうこともあるが、区切りをつけるということは気持ちの面でも大切なのかもしれない。
ここから新町の第二の人生がスタートすることを、改めてはっきりと感じることができた瞬間だった。
スポーツ選手のシビアな部分
このドラマの良さは、スポーツ選手の活躍しているかっこいいところだけでなく、悩みや引退といったリアリティな部分まで扱っているところだ。
今回、『横浜DeNAベイスターズ』2軍選手の北芝謙二郎(板垣瑞生)は、梅屋敷(増田貴久)からマネージメント契約が間もなく終了することを告げられていた。
北芝はベイスターズに入団して6年目を迎えたが、ずっと2軍のまま。まだ24歳だが、待っていたのは今季限りでの戦力外通告だった。