2022年8月10日 13:00
拾った子犬を施設に預けに来た男性 『最後のお願い』に涙腺崩壊
アメリカのルイジアナ州では、1人の男性と1匹の子犬のストーリーに多くの人の心が揺さぶられています。
ある日曜日の朝、ニューオーリンズにある動物保護施設『ヴィラロボス・レスキューセンター』の職員であるリジーさんが出勤すると、施設の入口に子犬を連れた男性が座っていました。
男性に声をかけたリジーさんは、彼がその子犬を預けに来たことを知ります。
学校の教師をしているというその男性は、町をうろついている子犬を見かけて放っておけず、家に連れて帰ったのだそう。
ところが、まもなく大家さんに見つかり、子犬を追い出すようにいわれてしまいます。
男性はせめて「子犬にいい家族が見つかってほしい」と思い、『ヴィラロボス・レスキューセンター』に連れてきたのです。
実はこの時、施設は満員で、これ以上の動物を預かる余裕はありませんでした。
しかし、男性の思いやりに胸を打たれたリジーさんは、子犬を引き取り、「素晴らしい家族を見つけてあげよう」と心に決めます。
そして、男性は書類の記入を済ませると、「最後に1つだけ、お願いがあるのです。子犬に『さようなら』をいわせてください」といいました。
最後のお別れをする男性と子犬の姿を見て、リジーさんはたまらず涙があふれたそうです。