2022年8月16日 14:24
「善意を信じられるお心が素敵」 持ち去られた『ガジュマル』、返してもらおうと看板を立てた結果?
花壇や庭などで、樹木や花を育てる人たちが頭を悩ませる盗難。
他人の敷地内から、勝手に物を持って行くことはご法度ですが、手を出してしまう人が一定数いるようです。
持って行かれた物の大半は戻ってきません。しかし、まれに持ち主の呼びかけに応えるケースもあるようで、注目を集めています。
立て看板で呼びかけたら?
アーティストのEkusiad Daisukeさんは、室内で育てていた観葉植物の『ガジュマル』が弱ってきたことから、アトリエの敷地内に植え替えました。
土が広くなり、日当たりもよくなったからか、『ガジュマル』は新芽が出るほど復活!
安心したのもつかの間…『ガジュマル』が、誰かに持ち去られる事件が起こってしまいます。
怒り以上に悲しみがこみあげていたDaisukeさんでしたが、ふと思ったことがありました。
「もしかしたら、相手は『ガジュマル』を救おうとしてくれたんじゃないか」
アトリエが、はた目には無人のようにも見える点から「人知れず、こんな場所に生えてかわいそうに」と思った人が、善意で持って行った可能性を考えたのです。
持ち主側にも不備があったと感じたDaisukeさんは、「ここに植えてあった『ガジュマル』。