2023年7月19日 14:11
【『VIVANT』感想初回】堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、鮮やかな個性が渦巻く冒険の始まり
Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。
2023年7月スタートのテレビドラマ『VIVANT』(TBS系)の見どころを連載していきます。
かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。
『映画みたいな~』は、これまでにもいくつかの日本のドラマにも存在していたけれども、これは『みたい』じゃなくて、もう映画だと見終えてからちょっと放心していた。
そして『映画のような』の、映画らしさって何だろうなと考え込んだ。
ロケによる映像の生々しさ、ふんだんにかけられた予算をうかがわせるアクション、完結まで観客が見ることを前提にした堅固かつ信頼感溢れるストーリー。
どれだろうな、いやどれもだなと感嘆のため息が出た。
『VIVANT(ヴィヴァン)』(TBS系日曜21時)。
今作はタイトルと出演俳優と、そしてモンゴルでロケーションが行われているということ以外は殆ど何も事前に明かされないままに始まった。
主演級の俳優がずらりと名を連ねる配役の豪華さと、そしてTBSドラマの看板・日曜劇場で数々のヒット作を生んだ福澤克雄が手がけているということから、ただならぬ作品だということは予想がつく。