2023年8月18日 12:14
「重曹=万能」じゃない!? 重曹の得意汚れと苦手汚れに「初めて知りました」
一方、重曹はアルカリ性の汚れにはあまり効果的でないのだとか。
具体的には水垢や石鹸カス、カルキなどがこれにあたります。また、トイレのアンモニア臭も、重曹では中和できません。これらのニオイは塩素系の洗剤で除去する必要があります。
さらに、強い油汚れも重曹では落ちにくく、界面活性剤や酵素洗剤が向いているそう。
重曹はあくまで弱アルカリ性なので、すべての汚れに万能というわけではありません。用途によってはほかの掃除用品と組み合わせる、あるいは使い分けることが大切です。
重曹の汚れ別の使い方
重曹は基本的に白い粉上の物が売られていますが、掃除に使う際にはそのまま使ったり、水に混ぜたり、溶かしたりと形状を変えて使うとより効果的です。
重曹水
キッチンの軽い油汚れや皮脂汚れには、重曹水が使いやすく、おすすめです。
水100mlに対し、小さじ1杯の重曹を入れ、溶かします。スプレーボトルに入れて、汚れに吹きかけて布などでこするといいでしょう。
重曹ペースト
研磨剤として使う際は、重曹に水を加えて練り、ペースト状にすると使いやすいでしょう。フライパンや五徳の焦げ付きを落としたり、重曹水では落としきれなかった汚れにも効果的です。