2023年8月20日 18:57
『置き配』で残された不在票に? 配達員とのやり取りに心打たれる
私たちの生活は、たくさんの働く人の協力のもと、成り立っています。
たとえば、知人からの荷物や通販で購入した品物を自宅まで届けてくれる、配達員。どんなに大きな荷物でも、汗水を流しながら運んでくれる彼らは、縁の下の力持ちといえるでしょう。
インターネットが発達し、数多くの通販サイトが存在する現代社会で、きっと誰もが配達員の世話になった経験があるはずです。
配達員への『熱中症対策のアメ』を設置したら…
2023年の夏、台東区議会議員である高橋えりか(@erika_taitou)さんは、配達員への感謝を込めてある工夫を施しました。
それは、『置き配』の指定場所に、熱中症対策のアメを設置すること。
『酷暑』という言葉がピッタリな日本の夏。毎年、多くの人が熱中症で救急搬送されています。
炎天下でたくさんの荷物を持って駆けまわる配達員は、たくさん汗をかいているはず。また、クーラーの効いた車中にいても、熱中症になる可能性はゼロではありません。
高橋さんは、「暑い中お疲れ様です。熱中症対策にどうぞ!」と書いたメモとともに、こうして配達員が自由にとれる『アメ置き場』を作ったのでした。
そんなある日、高橋さんは荷物とともに残された不在票を見て、笑顔になったといいます。