2023年9月22日 12:00
とにもかくにもフィルター掃除! 三菱電機に聞いた『エアコンのお手入れ方法』
正しい洗浄剤の選定と洗浄方法で行わないと、内部部品の破損による水漏れや電気部品の故障などを引き起こすことがあります。
もし、誤った洗浄剤の選定・使用方法で内部洗浄を行うと、エアコン内部に残った洗浄剤で、樹脂部品の破損・電気部品の絶縁不良などが発生し、室内機からの水漏れやエアコン自体が運転できない故障となります。最悪の場合は、発煙・発火につながる恐れがあります。
家庭でのエアコンのお手入れは、あくまでもフィルター掃除といったことにとどめ、内部洗浄は専門業者にお願いするのがいいでしょう。
エアコン内部を自分で掃除する危険性については、三菱電機のウェブサイトも参考にしてください。
エアコン内部の洗浄について
夏が過ぎてもエアコンをお手入れしよう!
盛夏が過ぎてもエアコンのお手入れを行うのがお勧めです。
三菱電機によると、「夏にフル回転しているエアコンの内部はカビが成長しやすい環境になるので、あまりエアコンを使わない秋にお手入れしておくのがいい」とのこと。
実は、夏の冷房運転の後、エアコンの内部はまるでお風呂のような多湿状態になります。
冷房中に冷えて結露した水が内部の熱交換器や、水受けの役割を果たすドレンパンに残り、湿度85%以上という、カビの繁殖に最適な環境となります。