レトルト食品のレンチン、なぜ危険? 理由に「気を付けます」「コレは危ない」
共働き世帯が増えてきた影響や、在宅ワークが増えてきた影響もあってか、昨今では便利なレトルト食品が数多くの食品メーカーから出てきました。
レシピサイトでも、レトルト食品のアレンジレシピや、缶詰を使ったレシピ等、今後も便利な食品の代表格としてますます需要が増えていくことでしょう。
いざ、食べる時にレトルト食品や缶詰の注意書きをよく読んでみると、「電子レンジ不可」と書いてありませんか。
かといって、湯煎のためにお湯を沸かすのは手間がかかるうえに、電子レンジで加熱するためにわざわざお皿を出して温めるのも洗い物が増えるから面倒、そう思った人も多いはずです。
面倒だからといって「時間を短くして電子レンジで温めてしまおう」と思った人は要注意。実は、ほんの短い加熱時間でも重大な事故に繋がる恐れがあります。
「加熱時間が短ければOK」ではない
東京都生活文化スポーツ局消費生活部が運営する『東京くらしWEB』に掲載されている、電子レンジでレトルト食品を加熱してみた実験結果を見てみましょう。
「電子レンジ不可」と書かれているレトルト食品を、そのまま600wの電子レンジで30秒加熱したところ、袋に火花が飛んで着火し、加熱時間終了後も燃え続けたという実験結果になりました。