2024年3月7日 11:00
大王製紙「実は裏と表があります」 理由に「気付かなかった」「そうする」
「トイレットペーパーには表面と裏面がある」という話を聞いたことはありませんか。
表面と裏面で違いがあるので、よく汚れが拭えるほうを肌に当てるのがよいという話もありますが、これは本当でしょうか。
『エリエール』ブランドでおなじみのトイレットペーパーを製造している、大王製紙株式会社(以下、大王製紙)に取材しました。
トイレットペーパーには表裏がある!
大王製紙にうかがったところ、「トイレットペーパーには表と裏があります」とのこと。
では、表と裏でどんな差があるのかというと、このような回答がありました。
紙をすく際とエンボス加工、つまり型押しをする際に表裏ができます。
特にエンボス加工による影響が大きく、表側は肌触りがよくなるように丸みを帯びたエンボスとしている一方、裏側はザラザラした形となっています。
続けて、「型押し加工を施して肌触りがよくしてあるほうが表面で、使用時には表側が肌に当たるように使うと、より心地よくご使用いただけます」とアドバイスがありました。
シングルとダブルの違いは?
トイレットペーパーにはシングルとダブルがあり、この2つの違いについても聞いてみました。