2024年5月7日 10:00
置いておいたコーヒーが酸っぱい… 専門店の見解に「なるほど」
日頃から自宅でコーヒーを淹れて愛飲している人は多いでしょう。
しかし、コーヒーを放置していて「なんだか酸っぱくなる…」と感じたことはないでしょうか。
コーヒーが酸っぱくなる原因を、コーヒー豆専門店『焙煎幸房 そら』の岩田純さんに取材しました。
『焙煎幸房 そら』では、注文が入ってからその都度コーヒーを自家焙煎し、販売しています。
『焙煎幸房 そら』の岩田純さん
コーヒーが酸っぱくなる理由
岩田さんにうかがったところ、コーヒーが酸っぱくなるのは「空気に触れて酸化するから」とのこと。
例えば、コーヒーを自宅でドリップして飲む人の場合、以下のどちらかでしょう。
1.炒ったコーヒー豆を購入。
2.炒ったコーヒー豆を挽いた粉を購入。
『1』の場合は自分でミルを使って粉状にしてからドリップしますね。
岩田さんにどちらのほうが酸化が早いかを聞いてみると…。
豆、粉にかかわらず、炒ってから時間が経てば経つほど酸化が進むので、これが酸っぱくなる主な原因です。
そして、豆の状態よりも粉のほうが酸化するのが早いです。
豆、粉いずれにせよ保存状態が大事ということになります。
コーヒーの酸化を防止する方法
では、酸っぱくならないためにはどうすればいいのでしょうか。