2024年4月18日 12:09
レンジで飲み物を温めすぎた場合は… 国民生活センターの注意喚起に「ギョッとした」
食べ物や飲み物を素早く温めたい時に、便利に使えるのが電子レンジです。とはいえ、使い方を誤るとケガや火傷の原因になってしまう可能性も。
事故を防ぐための電子レンジの注意点について、独立行政法人国民生活センターが公開している情報をお届けします。
飲み物の『突沸』に注意して
国民生活センターが公式サイトにて注意喚起しているのは、電子レンジで飲み物を温めた際に発生し得る『突沸』という現象です。
液体を温めると、温度が沸点(水であれば100℃)に達して泡が出始め、次第にぶくぶくと激しく出る状態となります(図1)。この現象が「沸騰」です。
まれに、液体が沸点に達してもブクブクと泡が出ない状態になる場合があります。これを過熱状態(加過熱状態ともいう)といいます。
そして、過熱状態の液体に何らかの刺激(振動や調味料を入れるなど)が加わると、突然、爆発するように沸騰して中身が飛び出します。この現象を「突沸」といいます(図2)。
国民生活センターーより引用
熱い液体が爆発するように飛び散れば、火傷をしてしまう恐れがあるでしょう。上からのぞき込むように作業している時なら、目を傷付けてしまう恐れがあります。