2024年4月28日 17:01
カレーの前日調理は避けて! 医療局の注意喚起に「知らなかった」「気をつけます」
日々食事をする上で目を背けることができないのが、食中毒問題。
食中毒になると、発熱や下痢の症状などを起こし、健康が損なわれてしまいますよね。
ひと晩寝かせたカレーには食中毒の危険が?
医療提供体制の整備などを業務とする、東京都保健医療局は、食品の安全に関するさまざまな情報をウェブサイトで公開しています。
ウェブサイトの『東京都食品安全FAQ』というページには、過去に消費者から寄せられたこんな質問が掲載されていました。
「2日目のカレーが好きなのですが、食中毒の危険があると聞きました。本当ですか?」
カレーは一度に大量に作ることが一般的なため、つい数日にわたって食べてしまうもの。ひと晩寝かせたカレーは味に深みが出て、よりおいしさを感じることでしょう。
しかし、食中毒への不安を感じる人も一定数いるようです。
そんな不安に対し、東京都保健医療局は、食中毒の危険があることは認めつつ「きちんと対策すれば心配ない」と回答しています。
ひと晩寝かせたカレーに食中毒のリスクがある原因は、ウェルシュ菌。もともと、動物の腸管内や自然界に広く存在している細菌です。
ウェルシュ菌による食中毒は、カレーのほかにシチューや肉じゃがなど、大鍋で作った料理が原因となることが多いといわれています。