2024年5月9日 12:24
カビ取り剤使用時は絶対に… 専門団体の注意喚起に「これは危ない」
カビ取り剤は、浴室の壁や床を掃除する際に重宝するアイテムです。含まれる成分がカビの除去に効果がある一方で、使い方を誤ると健康に悪影響を与えることがあります。
カビ取り剤を安全に使用できるよう、中毒情報のプロである『公益財団法人日本中毒情報センター』の公式サイトに掲載されている内容を見ていきましょう。
カビ取り剤を正しく使わないと…
カビ取り剤は、主成分として『次亜塩素酸ナトリウム』といった塩素系成分が使われている商品が一般的で、水回りに発生するカビに有効。しかし用法用量を守らず使用すると、中毒事故を引き起こす可能性があるそうです。
日本中毒情報センターでは、塩素系カビ取り剤による中毒事故について以下のように説明しています。
塩素系のカビ取り剤を使用して浴室を清掃する際に、一度に大量に使用した、続けて長時間使用した、窓や戸を閉めたまま換気の悪い状態で使用した、マスク・眼鏡をしていなかった等により、吸い込んだり眼に入ったりする事故が多く発生しています。酸性タイプの製品と混ざって急激に発生した塩素ガスを吸い込む事故も起こっています。
日本中毒情報センターーより引用
カビ取り剤を使用する際のポイント
中毒事故防止のためにも、カビ取り剤を使用する時には必ず以下のポイントに注意しましょう。