2021年1月27日 18:14
「障がい者マークを見たら…」 義足のアスリートのお願いに考えさせられる
アメリカ・メリーランド州に住むジェシカ・ロングさんはアメリカ代表のパラリンピック水泳選手です。
ロシアで生まれたジェシカさんはヒザ下にある腓骨(ひこつ)が部分的または完全に欠損している先天性腓骨欠損症のため、生後18か月の時に両足を切断しました。
幼い頃から義足をつけて生活している彼女は、運動が大好きな女性に成長。
現在28歳のジェシカさんはこれまでに4つのパラリンピックに出場し、13個の金メダルを含む23個のメダルを手にしています。
義足のアスリートが切実な訴え
ジェシカさんには日常的に困っていることがありました。それは駐車場で障がい者用スペースに駐車すると見知らぬ人から非難されること。
この日も見知らぬ女性から「あなたはそこに停めるべきじゃない」といわれた彼女は、障がい者マークを見せて「私には両足がないんです」と説明したのだとか。
この出来事の直後、彼女はTikTokに動画を投稿しました。
@jessicatatianalong
To the handicap police... be kind! ##amputeelife ##fyp
♬ orijinal ses - cagritaner
こういうことがたびたび起きるの。