これだけ自粛あるいは外出をしないでって呼びかけがあってもですね、先日も夜通し10時間ぐらい10人ぐらいで外で飲んでたって方が熱を出して来られたんですけど、本当に…やってられないんですよね、はっきりいって。「なんで?」って思っちゃって。
私も1年間ずっとやってきて、本当にそれを聞くとですね、なんのために私は診療しているのかって思ったりも毎回するんですよ。
スッキリーより引用
途中、言葉をつまらせながら「やってられないんですよね」と本音を口にした水野医師。コロナウイルスの治療の最前線で闘う医師の立場だからこそ、その言葉からは強い憤りの念が感じられます。
放送終了後、水野医師の言葉は反響を呼び、ネット上には同情にも似た声が数多く寄せられました。
・自分が感染したらって『その先』のことまで考えられる人が少ない。
・どれだけ医療現場の人が頑張っても、国民一人ひとりが気を付けないと、努力も水の泡。
・本当に同情する…。やるせないだろうな。
GW期間中、緊急事態宣言が発令されていない地域には近隣の県からの観光客も多く見られ、感染者数の増加が危惧されています。
どれほど国や自治体、そして医療現場が注意をうながしたところで、私たち一人ひとりが気を付けなければ感染拡大は収まりません。