大きな夢より堅実な生活を!ゆとり世代の地元愛が強い理由3つ
ゆとり世代の特徴のひとつに「地元志向が強い」ことが挙げられます。実際、他県に仕事や学業で出ていても「いずれは地元に戻ってきたい」と考えているゆとり世代は多いようです。
もちろん、自分の生まれ育った地元を想うことはとても大事なことです。ですが、他の世代からすれば不思議に感じる人も多いそう。
そこで今回は、地元愛が強いゆとり世代の特徴から、その理由を探ってみたいと思います。
■あまり大きな夢がないから
ゆとり世代は、何気ない幸せを大切にしている傾向が強いです。自信が成長するにつれ、衰退していく経済を目の当たりにしているからでしょうか。大きな夢を見て「〇〇になりたい!」と希望を抱くよりも、公務員などの安定した道に進んで落ち着いた生活を得ることが、何よりの幸せと感じているのかもしれません。
そう考えてみると、地元はとても魅力的な場所ではないでしょうか。都会より給与は少なくても、安定した仕事さえあれば落ち着いて暮らすには持ってこいです。生まれ育った環境のため安心感もあり、家族や親しい友達がそばにいるので、毎日の生活のなかで不安を抱くことはほとんどありません。
さらにいい人が見つかれば、地元で結婚して安定した幸せを……と、ゆとり世代の思い描く幸せの形を実現するには、地元が一番適しているのでしょう。