2024年5月9日 10:00
センスのいい家族が暮らす家【vol.10 ヴィンテージ×DIYをMIXする家・板井亜沙美さん邸】 | HugMug
「インテリアはアノニマス(作者不明)な古いものに惹かれます。なかなか求めているものに出会えないときは、自分たちでつくってしまうことも多いです」
なんと板井さん宅の家具のほとんどが、DIYで手づくりしたもの。板井さんが設計図を引いて、板井さんのお父さまが実際に造作している。「DIYが趣味の父。私がはじめてひとり暮らしをした家がとても狭くて、折りたためて、収納もできて、システマチックなテーブルが欲しいとオーダーしてみたら、なかなか精巧なものをつくってくれて。それから造作家具のおもしろさを知って、気付けば15年ほど父につくってもらっています」
雑誌や広告のレイアウトを考えるような感覚で、住まいづくりも収まりや心地よさを意識しているという板井さん。「いいなと思ったものが、わが家にはなんとなく合わない。そんなときは、その飾りたいものの色と、今家にある色を組み合わせて、アートを自作することもあります。
空間と空間を繋ぐ、本来のアートとは違ったアプローチかもしれません。『好きなものをどう空間に馴染ませるか』、そう考える作業がけっこう好きだったりします」
LIVING & KIDS SPACE
家族それぞれの“好き”が集合!
キッズスペースも兼ねるリビング
「リビングには娘の遊び場があったり、夫の本棚があったり、私の好きなものを飾るディスプレイスペースがあったり。