整形した有村藍里はコンプレックス時代の象徴になれるのか?
(イラスト:おおしまりえ)
「キレイになりたい」
女性なら誰しも思っていることでしょうし、顔のコンプレックスを持たない女性の方が、世の中には多いと思います。そんな中、1本のテレビ番組が話題を呼んでいます。
先日放送の『ザ・ノンフィクション』では『あなたの顔、治します』と題し、都内の人気美容整形外科医に密着。その中でグラビアタレントとして活躍する有村藍里さん(28)の輪郭形成手術が放送され、ネットでは「可愛くなった!」「心の闇が深い」と話題を呼んでいます。
■顔が嫌なのか、自分の存在が嫌なのか……
有村藍里さんと言えば、言わずもがな若手人気女優の筆頭である有村架純さん(26)の姉として一躍有名になった人物です。それをチャンスと捉え、彼女の知名度も急上昇。しかし「妹より顔が(主に口元が)残念」と誹謗中傷されたことで、深く傷つき、そして今も悩みの中にいるようです。
そんな彼女の手術は見た目には大成功。
ラストでは涙を流して「もっとオシャレやメイクも楽しみたい」と喜んでおり、ハッピーエンドで番組は幕を閉じました。
コンプレックスを克服した藍里さんの今後の活躍が楽しみですが、ふと彼女の立ち位置というのは、難しくも時代にマッチした存在ではないかと思えてきます。