くらし情報『料理人志望だった少年が令和初仮面ライダーになるまで』

2020年1月12日 06:00

料理人志望だった少年が令和初仮面ライダーになるまで

(撮影:藤井洋平)

(撮影:藤井洋平)



「小学4年生のとき、母の誕生日にハンバーグを作ってあげたんです。そのとき『おいしい』って言ってもらえたのがすごくうれしくて。それがきっかけで、料理人を目指していました」

お母さんとの心温まるエピソードを語ってくれたのは、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系・日曜9時〜)で主人公を演じている高橋文哉(18)。料理人を目指す高校生だった彼は、友人からの勧めを機に芸能界に足を踏み入れることに。料理人の夢を追い続けるか、芸能界に挑戦するか。悩む彼の背中を押したのも、やはり母の存在だった。

「僕が小さいころ、芸能事務所に書類を送ったりしてたんです。それを思い出したとき、母の夢を一緒に追いかけられるなら、自分を信じて挑戦してみようと思いました」

そして見事、令和初の仮面ライダーの座を射止めたものの、演技はほぼ初挑戦。
現場では戸惑いの連続だったという。

「朝から晩までかけて撮ったシーンが、放送では30秒にも満たなかったりして。正直、驚きが隠せなかったです(笑)。クランクインの前日から一人暮らしを始めたんですけど、その寂しさにも慣れなくて。もっと気持ちを整えてから現場に入るべきだったなって思います」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.