2020年12月1日 15:50
まるでリアル鬼滅の刃!LiSAの故郷に存在する鬼伝説を追った
にある高さ約300mほどの山。石が落ちている『多々羅』は、『御館野』から『から山』まで跳ぶ途中の位置にあります。
つまり、鬼が山から山へジャンプする途中に石を落としたという伝説のとおりになっているのです」
また、この物語には“子どもたちに伝えたい教訓”が込められているようだ。丹羽会長が続ける。
「“困っている人がいたら、たとえどんな人であろうとも助けてあげましょう”ということです。たしかに、鬼は体も大きくて恐ろしい存在かもしれません。でも困っていて助けてほしいと言ってきたわけです。そういうときは逃げるのではなく、手を差し伸べてあげるべきという “優しい心を持つことの大切さ”を伝えたかったのだと思います」
ちなみに関市はかつて著名な刀鍛冶が名刀を生み出し、今も多数の刃物メーカーが本社や工場を置く“刃物の町”だ。また鬼の大石がある「多々羅」はもともと、刀などをつくるときに風をおくる装置の名前でもある。関市はもちろん、巨石がおちていた場所の地名も刀と関係する名前。そこに鬼が石を落としたのだから、まさしくリアル「鬼滅の刃」。
LiSAが主題歌を担当したのも、もしかするとそうした“奇縁”が結び付けてくれたものなのかも!?
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