くらし情報『ラムダ株初の感染者は五輪関係者も…小池知事は“五輪成功”を断言の矛盾』

2021年8月14日 06:00

ラムダ株初の感染者は五輪関係者も…小池知事は“五輪成功”を断言の矛盾

ラムダ株初の感染者は五輪関係者も…小池知事は“五輪成功”を断言の矛盾


「皆様のおかげで成功し、無事にやり遂げることができた。水際対策、健康管理、行動管理、検査など協力してもらったことで、感染拡大の抑止につながった」

13日、記者会見でこう語ったのは東京都の小池百合子知事(69)。「安全安心に大会を終える目標を達成できたか」という質問に対し、答えたものだ。

「NHK NEWS WEB」によると、記者団から「オリンピックが感染拡大に関係していないか?人の行動に与えた影響は検証するのか」と聞かれると、小池氏は「交通量の抑制も人流抑制に役立った。数字でも表れている」と強調。

またテレワークの推進や、ステイホームでの応援によるテレビ視聴率の上昇を挙げ「エピソードベースではなくエビデンスベースで語ることが重要ではないか」と回答していたという。

“東京五輪は成功”と断言した小池知事だが、オリンピック開幕以降、感染者数は悪化するいっぽうだ。

13日の東京都の新型コロナウイルス新規感染者数は過去最大となる5773人を記録。
小池氏は先の会見で五輪成功に自信を見せたいっぽうで、現在の感染状況には「去年はじめに新型コロナウイルスが襲ってきて以来、いままさに最大級、災害級の危機を迎えている」

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