くらし情報『血栓リスク、混合接種…「アストラ製ワクチン」先行2種との異なる特徴』

2021年8月19日 11:00

血栓リスク、混合接種…「アストラ製ワクチン」先行2種との異なる特徴

アストラ製ワクチンが日本でも早く認可されていれば、1回目にアストラ製のワクチンを接種する“混合接種”の議論ができたのではないでしょうか」

【Q3】接種間隔が長いのはなぜ?

「オックスフォード大学が6月に発表した研究結果によると、アストラ製ワクチンは1回目と2回目の接種間隔が長いほど高い予防効果が得られるという特徴があり、12週間空けた例でも強い抗体反応が確認されています。そのため、4週間より長く間隔を空けて接種するメリットがあるのです」

【Q4】「3回接種」が必要になるの?

「ワクチンの効果がどれほど持続するかはまだ不明ですが、いち早くワクチン接種が行われたイギリスでは、半年程度で予防効果が低下したと報告されています。もちろん2回接種をすることで重症化を防ぐ効果は十分に得られると考えていますが、ある程度のレベルまで感染を抑えこもうとするならば、3回目の接種を準備しておく必要があるでしょう」

ワクチンは自身の感染や他人へうつしてしまうリスク、そして重症化を防ぐカギになる。接種を受ける側の正しい理解が、未知のウイルスとの戦いには大切だ。

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