2021年9月4日 15:50
最新版でも空気感染の対策なし…日テレの“変異なき”コロナ防止マニュアル
「感染力の強いデルタ株が猛威を振るっていますが、テレビ局はタレントたちのワクチン接種が広がるのを待つばかり。このままやり過ごそうとしているのでは?とさえ思ってしまいます」
こう語るのはテレビ番組の制作に携わっているスタッフ。
デルタ株の登場によって、連日2万人前後の感染者が発生している日本。芸能人の感染も爆発的に増加し、8月31日には綾瀬はるか(36)も感染し、入院していることが発表され、日本中に衝撃を与えた。
本誌も、7月末に感染し、一時は生死の境をさまよった野々村真(57)の感染源が13人ものクラスター感染を起こしたABCテレビ制作のドラマだったことを報じている。
多くの芸能人が出入りするテレビ局の感染対策は一体どうなっているのか。あるドラマ制作関係者は、ため息交じりに明かす。
「コロナ禍以降、どのキー局にも制作にあたり細かい感染対策マニュアルが作られました。
しかし、それは昨年春に初めて出された緊急事態宣言が解除されるにあたって作られたもの。何度か更新はされているものの、内容は現在も基本的には変わっていません。
飛沫だけでなく、空気感染の可能性も指摘されているデルタ株の対策へアップデートしなければならない。